極黒のブリュンヒルデ 第１１１話 「怪物」

　　極黒のブリュンヒルデ　第１１１話　「怪物」

　
　　　あらすじ　　るるみのハーネストからドラシルが孵卵し、ドラシルがるるみを食べてしまう。呆然となる委員長。一方黒服を警護していた警官達は怪物に応戦するも無残に食われてしまう。


　黒服を連れてこようとした記者は怪物(ドラシル)の写真を撮る。呆然となっている委員長を佳奈が救おうとする。しかし、助けることができず、逆に佳奈の足がふみつぶされてしまう。


　佳奈を助けようと委員長が身をていし、佳奈を食べないことを約束させ、食べられてしまう。しかし、怪物は食べたい欲望をおさえきれず、佳奈を食べようとする。

　
　そこへ、佳奈を尾行してきた結花が佳奈を助けようと立ち向かう。


　

　　　１１１話の流れはこんな感じです。


　順をおっていくと、


　「突如孵卵し、るるみを喰った怪物(ドラシル)！　禍々しき姿を前に走る戦慄！！」


　るるみを喰った怪物が眼前にいて、今まさに食べられようとされている委員長。怪物にきづき、私服の刑事が拳銃を発泡するが効果なく無残に食われてしまう。


　それにきづき、病室から中にいた刑事と記者２人がでてくる。怪物が人を食べてる姿をみて佳奈の姉とされてる記者は「すっげ…」と恐怖より興奮ぎみに写真を撮っている。


　「委員長！！逃げろ！！」と佳奈の登場。しかし委員長はるるみが食べられたことを認めることが受容することを拒み、佳奈の「この化け物はるるみ自身だ」に「何を言ってるの？」「あの化け物がるるみな訳ないじゃない…」

　
　に怪物が「りえ…」「ちゃん…」と語りかける。一歩も動こうとしない委員長を怪物が「おいしそう…」と掴んで食べようとしている時に、佳奈がナイフを持って戦うが効果なく、逆に両足を踏み潰されてしまう。


　せっかく動けるようになったのにまた動けなくなってしまう佳奈、それでも自分のことより委員長の心配する。


　委員長は怪物に締めつけられ、委員長は責任感があったわけではなく、怒られるのが怖かったからと、そしてるるみに人殺しをさせようとしたからバチが当たったとるるみにあやまりながら、もう死なんとなっている時、


　刑事が「せいやー！！」と殴ると、怪物にダメージを与えてるまさかの展開、気合のはいった刑事、しかしあっさり食われてしまう。


　佳奈の姉の記者は「あのやくざが食われている隙に逃げるわよ！！」と本来の黒服連れ出しを確認する。

　
　怪物は「もっともっと食べないと…」「とても間に合わない…」何が間に合わないのか言葉を残す。


　佳奈を助けようと委員長がかかえようとしている。置いて逃げろと佳奈はいう。しかし怪物に気づかれ、委員長は「食べるなら私を食べなさい！！」と身を挺す。任務に失敗したからどっちにしろイジェクトされるから、どうせなら、誰かを助けて死んだ方がいいと。

　
　すると怪物が「約束…」「する…」と佳奈の涙ながらの私を置いて逃げての声をあげる。

　
　その声に応えることなく委員長は怪物の手の中で「ホントは自分だけ逃げ出したいのに…」誉められたとおもっているほんとにバカだと心の中で思っていた。今まさに食べられる瞬間、


　「あんたともう少し仲良くしたかった…」佳奈の声に委員長は最高の笑顔とサムズアップをみせ次の瞬間首を食われる。

　
　もっとも最高の瞬間をみせ、一気に叩き落とす岡本先生の表現方法の効果はすさまじいの一言。


　佳奈は怪物(るるみ)への憎しみの視線をおくるが、逆に怪物に「やっぱり食べちゃおう」とその瞬間、結花がブラシをもって「こっちだ化け物」と待ち構えた。

　「絶望の闇が結花(きっか)をも飲み込んでゆく…」


　　第１１１話　END


　　岡本倫先生の今週の質問をまとめたのがこちらです。

　よろしければどうぞ　　　http://xn--zwqq71am9h.blog.so-net.ne.jp/2014-12-05

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