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極黒のブリュンヒルデ 第113話 「むき出しの希望」 [極黒のブリュンヒルデ]

 前号では、怪物(ドラシル)に食べられそうになっていた結花を救ったのは透明化の能力をもつ美咲。


 しかし、ピンチはまだまだ続く。


  以下あらすじです。 「佳奈(かな)と結花(きっか)の窮地を救った美咲(みさき)!華麗&セクシーに登場したものの…!?」


 が柱文。


 ハングアップして姿が現れると全裸の美咲、恥じらう美咲は結花に突き飛ばしたことを謝り、しかし「でも危機一髪セーフだったでしょ?」と助けたことを誇る。


 その直後あっさり怪物に捕まり食べられそうに、佳奈の嘆きの「早く来い!!村上ぃ!!!」に村上ようやく登場。怪物をみてたちすくむ村上。ヘクセンヤクトも登場し、子供体型?の神父、ここで名前が明かされるレンが術?怪物を吹き飛ばす。ヤンキー神父が「ドラシルを外界(がいかい)で孵卵(ふらん)させるとは…」とのセリフが、高千穂側は孵卵させるのが予定だったのか?


 ヘクセンヤクトのリーダーはレンに「ちょっとあんたもうちょっときれいに消しといてよ」とこういうセリフが岡本先生らしく笑えます。

 
 レンは「……私を便利屋扱いするな!!」

 
 安心した佳奈だが、村上の「佳奈!!大丈夫か!?」に足がつぶされて、村上の「ーー初菜(はつな)がちょっと溶けるくらいで治してもらえる」と冷静なのを「ーーめちゃめちゃ痛いのよ…」


 美咲は黒服を連れ出した二人組をおいかけたが、車で逃げられ、戻ってきて「なんか勢いでうっかり助けちゃったわ」「でもあと3秒遅かったら無理だったけど」


 予知を見ての悪あがきで結花を助けることができたと安堵した佳奈。


 しかし、美咲の「そういや理依(りえ)は?の問いに佳奈は答えることができず、「……そっか」「まぁ仕方ないね」と察する美咲。


 美咲が魔女と知り銃をつきつけるヘクセンヤクトのリーダー。銃を撃ってないのに外れる美咲のビーコン。そして美咲は溶けてしまう。それをみてショックを受ける結花。


 結花に怪物の存在を知られて苛立つヘクセンヤクトのリーダーの美樹。村上の口止めするとの言葉に美樹は


 「ーー私たちは別に自分の身を案じて魔女を殺そうとしたり秘密を守ろうとしているんじゃない」


 「人類の危機を案じてんのよ」「魔女を放っておくとどうなるかわかったでしょ?」「あんたは自分と仲のいい魔女の命と引き替えに無数の無辜(むこ)の命を危険に晒(さら)してるってことわかってんの?」「ーー今度また私たちを頼るような面倒を起こしたら次は必ずイジェクトする」


 と釘をさして、ハーネストを回収して引きあげていく。


 佳奈はみんなに孵卵した魔法使いのことは不安にさせるだけだから黙っておいてほしいと村上に頼む。

 
 「もし寧子(ねこ)にしれたら…」「自分でイジェクトしてしまうかもしれない…」


 佳奈は痛みで気を失う。


 佳奈が無理をしていたことに気がついてなかった村上、美樹の「痛みで意識を失ったのよ」「はやく手当してあげたら?」でその事態に気づき、天文台へ戻る。初菜に足を治してもらい、「出血多量で死んでてもおかしくなかったわよ」に焦り?の表情を浮かべる村上。


 心配する天文台の面々。カズミの「それで村上一体何があったんや?」に「刺客の魔法使いに襲われたけどヘクセンヤクトに倒してもらった」「それだけだ」「もう解決したから心配ない」

 
 しかし、カズミは疑っているような表情だった。


 一方、記者達は黒服を連れ出すことに成功、佳奈の姉はそのことに大歓喜していた。


 「それは引き返せない闇への誘い…」


 次号、学校にて新展開……!?


 第113話 END




 
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