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極黒のブリュンヒルデ 第143話 「大舞台に…!」 [極黒のブリュンヒルデ]

極黒のブリュンヒルデ 第143話 「大舞台に…!」です。

 その前に前号のおさらいを。

 トラック衝突事故で車にはさまり逃げ出せなかったクラスメートの柏木を、佳奈の予知と寧子の破擊の魔法で助ける。救急車で病院に向かう柏木。病院で初菜が治療する。その行為に感じることがあったカズミ。一緒に帰っていたのをとりやめ、どこかに向かう。

 治療をした初菜はどろどろなので風呂敷状態で会話する。村上がデートしているのが気にさわったのか「あんたらも一度溶けてみろ」不機嫌な対応を見せる。

 そこで初菜の能力のことが分かる、死んで数分以内じゃないと助けられないこと。もし2人なくなったら、1人しか助けられないこと。

 一方カズミは村上にカチューシャを買ってもらった分、自分でも買おうとしたが、その分を無線LANのアクセスポイントを購入しインターフェイスの改造をほどこす。

 自分にできることをと迷子の犬を助け、村上に子供の泣き顔を笑顔にかえた素敵な魔法だと褒められるが村上は言葉をつづける。

 「ひょっとしたらこれ全部お前が仕込んだんじゃ…」

にカズミのけりつっこみが。さすがに疑いすぎですね。



 以上がおさらいです。

 それでは詳細とアンケートへ






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 それでは、まず岡本倫アンケート

 【今週の質問】  絶対遭遇したくないおばけor怪物は?


          子供の頃、メデューサが怖かったです。


 ギリシャ神話にでてくる、蛇が髪の毛で見た人を石化するといわれていますね。確かにこわいですね。


 それでは、詳細へ、

 今号は、岡本先生の力量がいかんなく発揮された回です。

 
 「2年の秋、高校生活のハイライトとなるイベントが間近に迫る。」

 が最初の柱文。

 教室で教師がクラスメートの柏木が軽いやけど済んだことを伝えお見舞いに言ってもよいことをつげ、そしてプリントを配る。

 それは高校生活のハイライト、修学旅行の案内のお知らせ、そりゃ修学旅行ですね。文化祭とおもってたのが恥ずかしいですわ。

 時間がたち、喫茶マーメイドへ。話題はもちろん修学旅行。

 「あることは知ってたけど夏休み中に死ぬつもりやったから完全ノーマークやったで」

 とカズミの魔女トーク、

 「……まぁな…」

 となんともいえない汗をかいた表情の村上。

 行き先は石垣島でピンとこない3人(寧子、カズミ、初菜)。パンフレットを渡すと一気にくいついてくる。寧子はポロポロと涙が。

 「お前さ…記憶なくしたのに海見て泣くところは変わってないんだな…」

 表情を輝かせるカズミ、初菜だが、

 問題はもちろん積立金。一括で8万円に白目になる三人。カズミはここでバリバリ働かないというが、寧子は冷静に来週までに8万は無理だと。

 「おっ○いひと揉み千円でいけるんちゃうか?」

 「あんたバカなの」

のやりとりに村上は死んだ魚の表情。その表情に強烈なキックをお見舞いするカズミ。

 「なっ…なんだよ!?」

 「あんた…私の○っぱいに千円の価値がないと思ったやろ…」

 「そんなこと思ってない!!」

 「ただお前の胸を揉みたいと思う人が80人もいるのかどうか…」

 「おんなじ事や!!」

 にそしらぬ顔で水?ジュース?を飲む初菜。

 「あんたはホンマこの商売がわかっとらんな…80人もいらん80回揉んでもいいと思う変わりもんが1人おればええんやで?」

 「自分で変わりものだって言ってるじゃないか!!」

 この商売っていうセリフが秀逸ですね。

 そしてその横で自分で自分の胸を千円、2千円、3千円ともむ寧子。どうしてこれでお金がもらえるの?に、男にもませるんやに初菜が、

 「寧子(ねこ)のおっぱ○村上(むらかみ)だったら千円払うんじゃない?」

に顔を赤らめる寧子と村上。寧子が村上くんにもませることを考えると顔があついに寧子に村上への気持ちにむけさせないようにワーワーワーと焦るカズミ。

 カズミは8万円に話題を戻し、いざとなったらハッキングというが村上に生きるか死ぬかならともかく南の島へ行くのにはダメだとさとす。

 話題は初菜の方へ

 「初菜(はつな)はええなぁ高屋(たかや)の家は金持ちなんやろ?おっ○いひと揉みで1万くらい出してくれるで」

 「あのねぇ私はあんたと違って自尊心が高いの」「いくらもらっても胸なんか揉ませたりしないわ」

 「いいだろう」

 と突然高屋がいつのまにかいた。3人分24万をお年玉貯金でだしてやろうと、ただし若林のおっ○い24揉みでと。

 「お前どんだけお年玉もらってんだよ…その歳で…」

 と当然の突っ込み。

 「子供の頃からずっと積み立てていたお年玉だ」

 高二までずっと積み立てている高屋はすごいですね。

 ともかく24万円のあてがあると分かると目の色が変わるカズミ。初菜につめよる。

 「どうせそのうち揉ませるんやろ!!そしたら単価は0になるんやで!!揉ませるなら値段が付く今のうちや!!」

 「なんでよ!!だから揉ませないって!!!」

緊迫した空気の中、寧子はまた自分の胸を揉んで、何が良くて何がダメなのかわからないに初菜が自分じゃなく村上君に揉まれることを考えなさいよと。

 顔が真っ赤になる村上と寧子。

 「どうぞ」

とぽよんと胸を前にだす寧子。

 「だからおれは揉まないんだよ!!」

 「ちっ中二野郎が女に興味無いおれかっこいいとか思ってるんだろう」

 といいぐあい?に高屋がつっこむ。こういう緩急が岡本先生うまいですね。

 「うるさい!!思ってない」

 カズミのもませろやに、初菜はあんたたちがもませなさいよというが、高屋はダメだと。
 
 「貧乳ビッチと根暗女のおっぱいなんか揉んでも仕方ない」

 にショックをうけるカズミと寧子。

 高屋の10秒時間をやろうにカズミは決断をせまる。寧子は私は別にどっちでもいいというがパンフレットを観ながら涙を流している(笑)

 「初菜!!一生のうちで今日ほどあんたのおっぱいに価値が出る日はないで!!」「それが3秒後には全くの役立たずになる…乳首がついただけの脂肪袋になるんや!!」「千載一遇のこのチャンスあんたのおっ○いを大舞台に立たせてやろうや!!」「○っぱい揉ませてみんなで石垣島に行こうや!!なぁ!!初菜!!」

 とすさまじい勢いでまくしたてる。タイトルの大舞台にはここで、すさまじいセリフですね!勢いに圧倒される初菜。

 「わ…わかったわよ」

 「やったーー!!」

と無邪気に喜ぶカズミ、涙をうかべ嬉しそうな表情の寧子。

 「ほら…揉めばいいでしょ24回」

にもっと胸を突き出せと、

 「これでいい?」

 とすてきな絵になっている初菜。

 そして三人が見ているなか、ようしゃなくもみしだく高屋。初菜は恍惚っぽい表情へ。

 「あと6揉み残っているが…ツケにしておいてやろう」

 「穢(けが)された…」「私…もうダメだ…」

 気遣う寧子。

 「この初菜の犠牲を無駄にしたらアカン」「だから心置きなく行くとしようや」「これで石垣島や!!」「ばんざーい!!」

 このカズミの喜びようにムッとなる初菜、

 「あんた…覚えてなさいよ…いつか同じ目に遭(あ)わせてやる…」

 「はぁ?それは無理やな」「私はあんたと違っておっ○いないからな~~!!」

 とべろべろば~を!追い打ちをかけるカズミ。

 「……開き直りやがった…」

 と村上。

 「しかしあれやなよくよく考えたら金払って同級生のおっぱ○揉む男って最低やな」

 「お前な…散々煽(あお)ったくせに何言ってんだ?」「ひょっとしたら高屋なりの人助けのつもりなのかもしれないもしあいつがタダで24万出すって言われても受け取りづらいだろ」
 
 「……そりゃまぁ確かにそうやけど…」

 と村上は高屋のフォローを?いちよう納得のカズミ。

 そういや佳奈は?にもうすぐくるよというと誰かが喫茶店に入ってくる。佳奈かと思いきや……?

 入っていたのは記者の二人。メイド喫茶かと聞く女性の記者に、前は普通の喫茶店だったんだが…と。


 「佳奈(かな)の姉たち、突然の来訪!!待ち受けるのは感動の再会!?それとも…」

 がラストの柱文。

展開うまいですね。

 今更書いてもあれですが、次号、休載します。25号(5/21発売)より再会です!

 ともう数時間で発売ですが、締めはこの文章でした。

 第143話  END


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