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極黒のブリュンヒルデ 第156話 「きっかけ」 [極黒のブリュンヒルデ]

極黒のブリュンヒルデ 第156話 「きっかけ」になります。

 その前にあらすじを、横のスペースのからのです。


 「生きる為に戦う魔法使いの少女達の記録。バカンスを満喫するはずだった修学旅行で、マキナの襲来を受けた村上達。なすすべもなく佳奈の姉・美奈は命を落とし、寧子は連れ去られてしまう。自宅に戻った村上だが、寧子を救う手がかりはなく途方に暮れる。そんな折、ヴィンガルフの手がかりを掴んだ小五郎が訪ねてきて…。」


 でそれでは、岡本倫アンケートと詳細になります。


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 【今週の質問】   さて、明日地球が滅ぶとしたら何をする?


           ヒャッハーは無理なので、いつも通り過ごします。



 ヒャッハーという表現は岡本先生らしいですね!具体的には?いつも通り過ごすというのすごいですね!



 それでは、詳細です。



 「ヴィンガルフを釣る為に撒いた〝餌”とは!?」

 が最初の柱文。



 場面は確か小五郎の研究室の地下だったかなの音波等を遮断する場所で向かい合って座っている小五郎と村上。


 宇宙人の受精卵を分割したのかと確認し、認め、培養したのをNASAの知人に送ったと。結果は知ってのとおり、ホワイトハウスごと大統領が消されたとそして、公にはなっていないが、受精卵を保管していたNASAの研究所も破壊されていると。


 という無残な結果に終わったと。そのコメントが、


 「私の想像を超える対応のスピードと乱暴さだったよ」

 「それのどこが小五郎の推定通りなんだ?」

 と当然村上は追求する。すると、



 「相手にとっても想定外のスピードと暴力の行使をさせることに意味があったのさ」「私が受精卵を送ったのはアメリカだ飛行機でも12時間かかる地球の裏側だ」「ヴィンガルフが何をするにも多少の無茶が必要だろうと踏んだのだよ」


 
 そして、この大学の工学部からJAXAのサーバーにアクセスでき、人工衛星軌道データをモニターしていた。その数およそ3500、そして小五郎の推定通り大統領発表前の数時間前にある衛星が軌道を変えた。EUが打ち上げた科学観測星で、軌道変更の目的はわからないがLAXAの衛星登録データを見ると面白いことがわかる。

 この軌道を変えた科学観測星を所有していたのは、

 「所有しているのはドイツ」「ドレスデンの工業企業だ」

 ドレスデン、最初の方にもでてきた。薬をつくってたのもドレスデンでしたね。

 当然驚く村上。



 「……」「ドレスデンだって?」



 当然小五郎はそこを調べ、相当骨が折れたが投資家用の企業データを手に入れられ、


 「そしてそのドイツ企業には日本との取引実績があることがわかった」「その組織の名前は国立高次生命機構研究所」


 に思わず村上は立ち上がり、


 「まさか…」「それがヴィンガルフだというのか?」

 「間違いない」

 とヴィンガルフの情報をついに得れる。


 「国立って……国が絡んでいるなんてことが…」

 「と言うより国にも影響力のある人物が絡んでると見る方が正しいだろうな」「だが本当の名前が知れたことは大きい前進だ」「あとはあのハッカーの娘に足が付かないよう調べさせればいい」


 確かに手がかりを得たのは大きい前進で、ここは流れよく進み。


 「……」「見つからん」


 と沈んだ顔のカズミ。公式のホームページはあるが、ダミーだと、何年も更新されておらず、住所、電話番号も他の国立研究所と同じものが使われており、それ以外の情報はネットにはないと。


 「ひょっとしたらフリストが消して回ってるかもしれん」


 とまあ想像できるとおりでしたね。

 沈んだ表情のカズミは語りかける。



 「……」「なぁ村上」

 「何だ?」

 「ヴィンガルフの場所を探し出したらそこに乗り込んで寧子(ねこ)を助け出すんか?」「あんた自分が行ってどうにかなると思ってんのか?ヴィンガルフにはAクラスの魔女がうようよおるんやで?武装した警備員もいっぱいいてるし簡単に殺されて終いや」


 さすがに村上も乗り込むかどうかまでは考えてないと、情報を集めているだけだと。そして


 「それにカズミだって…」「自分が捕まった時にもう無理だからと諦められるのはイヤだろ?」

 

 にカズミの表情が、



 「……」「アホか」「無理して助けに来たあんたが死ぬ方がもっとイヤや」


 と表情が蘇る!

 村上が自分(カズミ)のことを気にかけてくれたこともあるんでしょうが、立ち向かっていこうとなるのはいいですね!

 ちなみにカズミと村上がいた場所はお城のとこです。黒服が見張っていた。



 場面は変わり、マキナと寧子。地下を歩く2人。ここはどこ?にヴィンガルフの地下、もうここは日本さと。

 
 「これから君に見せるのは龕(がん)と呼ばれる神聖な施設だ」「本当なら一介の魔女が入れる場所じゃない」


 神聖な場所だがお前には分からないなと睨みつけるような表情で言い放つ。寧子も反発するごとく、


 「……」「別に入りたいなんて頼んでない!!」



 マキナは寧子に宇宙人を再生してしようとしている姿を見せ、



 「……」

 「君を彼に会わせたかったんだ」「彼は宇宙人…僕たちが再生している神様のプロトタイプだ」「彼のいるこの場所ではどんな魔法も使えない」「人間は神様に逆らえないようになってるのさ」「悲しいかなぼくはやっぱり半分人間だ」「彼はぼくの魔法が効かない唯一の相手だよ」「かつて神が人間を作った」「でもね」「今度はぼくたちが」「神様を作るんだ」「ぼくたちの都合がいいようにね」



 「……」「怖い…」


 後ずさる寧子。マキナの言葉に恐れたのかと……



 「この人を…」「こんな所に繋(つな)じゃいけない…」「怖い…!!」



 と宇宙人に恐怖をいだいている。その様子にマキナは、



 「何を言ってるんだ?」「こいつに意識なんてないもう何十年もここにこうしているんだ」「まだヴィンガルフが今ほど発達していない頃に作られた出来損ないだ」


 と言うが、次の瞬間寧子のハーネスに反応が、

 それに衝撃を感じたヴィンガルフの所長代理の小野寺。

 「……」「何考えてるんだあのバカ…」「ヴァルキュリアを龕に持ち込みやがった…」

 頭を抱える寧子。

 
 
 「龕のLSSを止めろ」

 「えっ!?」

 「しかしそれではA008が死んでしまいます!!」

 「いいから早くしろ!!」「あーあ…間に合わねぇ…」

 宇宙人に手が生えてきて、衝撃が起こりガラスが割れ、まだ少しドロドロだが神が目覚める!

 

 「そ…」「…ま」



 衝撃の展開で一気に書かせてもらいましたが、まず、神の前ではどんな魔法も使えず、マキナの魔法も効かない。

 所長代理の小野寺は宇宙人とのヴァルキュリアが会うとまずいのを知っており、能力?感覚で会ったことがわかる。

 宇宙人(神)はA008と呼ばれているので8体目?

 さあ、この神はどういう存在なのでしょうね。

 予想は岡本先生ならマキナをあっさり殺すのではないかと予想します。


 「目覚めた神ッ!!!」

 がラストの柱文。

 次号、宇宙人を前に寧子は!?

 第156話 END



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