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極黒のブリュンヒルデ 第179話 「カズミ=シュリーレンツァウアー」のあらすじ [極黒のブリュンヒルデ]

極黒のブリュンヒルデ第179話 「カズミ=シュリーレンツァウアー」のあらすじになります。

 
 最初にお伝えしないといけないのは今号含めて後3回で極黒のブリュンヒルデは終わりを迎えます。

 雑誌の頭文には、


 「最終回はYJ18号!!」

 「ラストまであと3回!!盛り上がり最高潮(クライマックス)のダークファンタジー!!」

 もっと続いて欲しいので残念です><


 まずは柱文にあるこれまでのあらすじです。


 「魔女となった少女達による戦いの物語。寧子ですらロキに退けられ、一同を絶望が包み込む。そんな中、己の無力を呪うカズミに土屋邑貴が接近。村上の命を救う方法を授けたのだが…。」


 ヤンジャン公式ツイッターからです。




 それでは、岡本倫アンケートとあらすじになります。



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   【今週の質問】   今日は『漫画週刊誌』の日!一番気になっている週刊連載漫画を教えてください!!


            プリマックスが…

            岡本先生、プリマックス好きなんですね!


 それでは、あらすじになります。


 「すべては愛する人の為…!」

 
 が最初の柱文。


 村上を助けるためにエッダにアクセスするカズミ。


 「村上(むらかみ)… 村上な…私…」「あんたのこと好きや…」「だから…」「私…絶対に…」「あんたを助けちゃるからな…」


 決死の覚悟のカズミ。

 カズミはどこだ!!と叫ぶ村上。それに対して土屋は冷淡に、


 「さぁね このビルのどこかにいるだろうけど 私はエッダにアクセスできる端末を渡しただけ」「放っておいてあげなさいよ」「あの子はあんたのために何かしてあげたいんだから」「無駄だけどね」

 「……」


 エッダにアクセスするのを非情にも無駄だという土屋、その理由は?

 
 「無駄?」

 「ロキを無力化できるのは本当よ 宇宙人たちは地球人とは全く違う記憶や意識の保持の仕方をしているの」「北極点の海中地下深くに宇宙人の記憶を集中して管理する器官がある」


 ロキを無力化できること、北極点の海中地下深くに宇宙人の記憶を管理する器官があることを告げる、それが、


 「それがエッダよ ロキもそれに従って動いている」「そしてあんたの脳も宇宙人たちと同じエッダにつながっているの」「だからあんたの記憶はその脳じゃなくエッダにある あんたたぶん…記憶を失わない能力があるんじゃない?」

 「!?」

 
 ライトワンスの事が語られ、


 「それはエッダに記憶が蓄積されているからよ」「でも所詮人間だから宇宙人の記憶や意識が流れ込んでくることはないけど」「カズミがエッダを破壊すればロキは意思を失った肉塊(にくかい)になる」「だけどそれと同時に……」「あんたも今までの記憶を全てを失うわ」


 ここで今まで寧子の記憶の問題ばかりだったが、村上の記憶が失うことが示唆される。


 「ここにはただ…」「あんたの体が無傷で残るだけ」「だから別に私は嘘をついてない」「それで私に文句を言うのはお門違いよ」


 としれっという土屋。

 それに対し、当然怒りを現す佳奈。


 「……」「あんた…」

 「ロキ!!」「聞こえるか!?」「おれを喰え!!」

 
 ロキに躊躇なく呼びかける村上、当然。

 
 「佳奈(かな)!!初菜(はつな)!!」「カズミを探せ!!」「カズミを止めるんだ!!」「早く!!」


 カズミを助けようとする村上。

 歯をくいしばり辛い表情の初菜。


 「村上君!!」「死なないで!!」

 「ああ」


 と晴れやかな表情の村上。

 カズミを探しにいく初菜、佳奈。


 「ロキ!!」「いいからおれを喰え!!」

 「……」「喰わねえよ」「お前…ミーミルの首じゃねぇか」「そんなもん口に入れたら面倒なことになる」「おれの目の黒いうちは絶対に喰わねぇ」


 ロキは村上を喰うことの危険を知っていた。

ミーミルは賢者の神らしいですね。首をはねられ、オーディンに首だけの姿で生き返えられた存在だそうです。


 「あーあ…… ロキの乗っ取りはこれでもう不可能じゃねーか…」


 と小野寺。


 「だから…」「殺しておく」



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 ロキが手を振り上げた瞬間に一筋の光が!

 寧子が右頬を打つ。

 崩れそうなロキ、


 「良太(りょうた)!!」「早く逃げて!!」


 掴まれていたのから逃げ出した寧子だが、すぐまた掴まれる。


 「お前も…」「喰うと中で暴れて面倒だからな…」「潰す」


 骨をくだかれたような音とともに口から血を吐く寧子。村上は苦しそうにクロネコと叫ぶ。

 次の瞬間、突如ロキが雄叫びをあげると、倒れた。


 「……死んだ?」「一体何が起きたんだ」

 「決まってるじゃない」「彼女が成功したのよ」

 「……」「まさか…」


 に溶けている場面に切り替わる。


 「カズミ!?」


 溶けているのはカズミ、それを初菜と佳奈が発見する。


 「……」

 「カズミ…!!」

 「初菜!!」


 と再生で助けれないかと声をかける佳奈。


 「無理…3つめのボタンでイジェクトされてる…」「こうなったらもう絶対に…」「救えない…」


 と涙の初菜。


 「心配せんといてくれ…」「私うれしいんや…」「やっと私… 村上の役に立てる…」「こんなにうれしいことあらへん…」「私…幸せや…」


 晴れやかな死に顔のカズミ。それに対して、


 「カズミ… でも村上の記憶はこれで…」

 「初菜!!」

 「村上のことは心配あらへん…」「村上には…」「寧子(ねこ)がついとる…」

 「カズミあんた…」「村上の記憶のこと」

 「村上…」「私…」「あんたのこと好きや…」


 村上の記憶が消えることも全てわかった上でのカズミの行動だった。そしてカズミは溶けていった。


 「……」

 「カズミ…」

 「カズミ…村上くんが記憶をなくすこと知ってたんだ…」「村上くんを助けたら自分のことも忘れられるのに… なのに…寧子に託して」

 「カズミ…村上が忘れても…」「私たちは絶対忘れないから…」


 そこへ大声で叫ぶ声が!


 「カズミ!!」「カズミ!!」「ウソだカズミ!!」「カズミ…!!」「そんな…そんな…」「うわーーーーー!!」


 泣きながら溶けているカズミを抱きしめる村上。

 村上の記憶がなくなったはずなのに……?


 「村上君…」「あなたまだ記憶が…」

 「カズミはたぶんきっと」「エッダを覗いた時にその男の子の記憶があることに気づいたんだわ」「それでカズミはエッダを破壊するんじゃなくってエッダの中にある記憶を全て消したんだ」「この男の子以外の…」「自分の命を賭けて」「この男の子の体も記憶も守ったのよ」「まさかこんなことが出来るなんてね… 惜しい魔女を亡くしたわ」


 土屋がしんみり語る後ろで小野寺がおり、五十嵐が小鳥を後ろ手に持っている。

 突如大きな音が、見上げるとロキが!!


 「あー…」「記憶はなくしたけど…今度は本能で暴れはじめたのか…」「ちゃんとエッダを破壊しなかったから…」

 
 雄叫びをあげるロキ。

 村上の記憶を守ったカズミに対して、土屋のちゃんとエッダを破壊しなかったからはきつい言葉であり、だがロキ死んでいなかったわけでもありますね。


 「理性を失ったロキが迫る!!」


 がラストの柱文。


 今号はカズミの別れのシーンに筆力がありました。残り2号になります。


  次号、ロキの暴走に村上は…!


 極黒のブリュンヒルデ第179話

           END




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